キャッツを中心とした四季観劇の感想を掲載予定です。 時々雑談あり。
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2006年5月に猫デビュー。
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観劇・・・とは微妙に違うかもですがここにカテゴライズで。
26日は、田村さん退団後初のライブ。
宇田松ライブの記念すべき1回目に行ってきたのでした。



客電が落ちて、まずみかさんが現れた。
ピアノの前について、奏で出すメロディ。

Chopin Polonaise No.6 Opus 53 「英雄」

そこから次の曲のイントロへ。


「time to say goodbye」

次は宇都宮さんの登場だ。
初めて耳にする宇都宮さんの歌声。
少しハスキーで、耳に染みていくような甘い声だった。
なんだろう。何故かは分からないけれど、胸がじわりと熱くなった。
客席に座る人たちを見つめながら、まるで語りかけるように歌う宇都宮さん。
本当に理由も良く分からないままに、私は静かに涙していた。
続いて、いよいよ、田村さんが・・・・・。
私の緊張は最高潮に達していた。
どんなに待っただろう。この時を。
夢にまで見た、この瞬間。
一聞き惚れ(?)をしたあの声は、健在だった。
でも、まるで夢の続きのようだった。
こんなに近くに田村さんがいて、歌っているというのに。
そして、またうるっときてしまったのをこらえているうちに、一曲目が終わった。


続けて二曲目へ。

「Sunrise, Sunset」

初めて聞く曲だった。
検索してもうまくひっかからない・・・・・。
どこか哀切を感じるメロディラインだった。
田村さんと宇都宮さんのデュエット。
お二人の声質がかなり違うせいか、それぞれの歌声に存在感が合った。


曲のあとは、ご挨拶。
三人の出会いとか、色々と。
田村さんと宇都宮さんがまだ四季に在籍中で、名古屋公演に出演していた頃(まぁLKでしょ)に出会いがあったらしい。
ある日飲みに出かけたお二人が、そのお店でピアノを弾いていた女性に声をかけたのが始まりとか。
宇都宮さんはお酒飲めないとか。
みかさんはお酒が強くて、その日四本空けたとか(何を、というのを是非聞きたかった/笑)
色々なネタが出てきて、とても楽しいトークだった。
お三方ともまだ緊張しているのか、それとも客席の緊張が伝わっているのか、若干のぎこちなさはあったけれども。


そして、二曲目の「大都会」三曲目の「虹と雪のバラード」。
大都会のイントロで、私は噴出してしまった。
たぶん周囲にもあまり気づかれなかったとは思うけれど・・・。
宇都宮さんが歌いだしてからもちょっと笑っていたが、別に、彼のハイトーンボイスに含むところがあったわけではない。
宇都宮さんはとても素晴らしかった。
その前のトークで、この東京で成功してやる!という発言があったせいなのだ。
そこに繋がるのね!と気がついたら、なんてベタなと笑えてしまったのである。
考えた人は一体どなただろうか・・・・・。
虹と雪のバラードは、札幌オリンピックのテーマソングだった曲だそうだ。
生まれる前のことだし、聞いたのはたぶんあれが初めてだと思う。
可愛らしい感じの歌だった。


再びトーク。
何故だったか忘れたけど、話は韓国ドラマ、韓国映画へ。
かつて、四季内でも冬ソナブームが巻き起こっていたのだとか。
そしてチェジウの声が意外に低いという話になり。
みかさんがチェジウの物真似を披露してくれた。
似ているか似ていないかは・・・私は冬ソナは少ししか見たことないし、吹き替えだったのでなんとも言えない。
私事だが、冬ソナの話は我が家では要注意なネタである。
熱烈なヨンさまファンがいるので、うっかり話を振ると大変なことになる。
冷蔵庫にもヨンさま(のマグネット)、ふすまにもヨンさま(の販促用のぼり)。
冷蔵庫のは某ピザ屋で配布されたものだが、ふすまにあるやつは非売品である。
そののぼりが貼られたふすまを見るたび、私は恥ずかしくて仕方がない。
お三方の韓流トークを聞きながら、私の頭にちらついていたのは我が家のふすまで微笑んでいるヨンさまだった・・・。おのれ家人!


四曲目は「時計」。
これは「私の頭の中の消しゴム」で使われた曲だそうだけど、検索しても引っかからない・・・・・。
間違って記憶しているのかしら。
明るく歌いだした宇都宮さんを「ちょっと待って」と止めに入る田村さん。
確かにね・・・。その歌い方だと、あなたを忘れてしまいたくないから時間が止まってしまえばいいという切ない気持ちなんて微塵も感じられないものね。
なんていうか。私には「私たち今恋愛中で幸せです♪もう時間が止まっちゃえばいいのにぃ」というバカップルの惚気に聞こえた。
ここで田村さんが「ばかやろう」と言ったのだったか・・・。
思い出せないんだけど。
某A氏の物真似をどこかで田村さんがやらかしたのは確か。
いつもそうやって怒られていたとか言っちゃうし。
でも、そんな感じで色々やってやりすぎちゃって怒られていたらしい。
田村さん・・・・・面白過ぎる。


五曲目は「はじまりはいつも雨」。
宇都宮さんと田村さんのハーモニーが、聞いていてとても心地よかった。
そして、ライブが終わってから、私はこのナイスな選曲に驚くことになるのである。
そう。はじまりは、雨。


六曲目は「Amazing grace」だった。
本田美奈子さんのエピソードを語っていて、ちょっとしんみりしてしまった。
Amazing graceは、私もとても好きな曲で。
美奈子さんが歌っているのをテレビで見て、より一層好きになった曲なのだ。
宇田松バージョンも、とても良かった。
三人の声が響き合っていて、じんときた。



第二部はソロがメインで、それぞれが好きな曲を選んだとのことだった。
確かにそれぞれの個性が出ていたように思う。
宇都宮さんの好みと私の好みが割と近いのかもしれない、とかふと思った。


第二部一曲目は田村さんからスタート♪
なかなかひっこみたがらない宇都宮さんをはけさせ、「俺の時間だ♪」とるんるんな田村さんにきゅんときた。
脳裏に蘇ったのは、舞台上で尻尾を楽しげに回していた田村さん@スキンブルナンバー時のマンカス。
ご本人は「よくやりすぎて怒られた」と仰っていたけれど。
でも、私はそういう田村さんだから好きになったんだろうと思う。

「やっぱ好きやねん」

芸大時代に、よく仲間とカラオケで合唱していたらしくて、思い入れのある曲とのことだった。
ほとばしるような熱さ。
宇都宮さんに「タムは熱いね」と言われていたけれど、本当にその通り。
田村さんは声量が豊かだから、全身を震わされているみたいな感覚になった。



二曲目は宇都宮さん。宇都宮さんが選んだのは、この曲。

「優しさに包まれたなら」

魔女の宅急便すごく好きなので、この曲が聴けてとても嬉しかった。
頭の中に浮かんだのは、海が広がる景色。
この曲でイメージするのは決まってそんな情景だ。
宇都宮さんの歌声って、どことなく切なげな気がする。
それがこの曲ととても合っていた。
胸がつまって、涙が出てくるような。
甘い痛みを感じさせる歌声だった。



再び順番は田村さんへ。

「あの時代に・・・」

玉置浩二の「CAFE JAPAN」というアルバムから。
シングルカットされていない、アルバムのみの曲とのことだった。
これを歌う田村さんも、熱い熱い。
まさしく「熱唱」という言葉が相応しい。
初めて聞いた曲だけれど、もう一度じっくり歌詞を味わってから聞いてみたいと思った。



そして。
一緒に歌うと言い張り、舞台に残ろうとする田村さんを追いやりつつ(笑)
宇都宮さんの二曲目。

「Try to Remember」

ファンタスティックスというミュージカルからの選曲。
このミュージカルを見たことがないから、どんなシーンで歌われるのか分からないけれど。
60年代に生まれ、今でもBWで上演されているというだけはある。
耳に残る、そして心に残る歌だと思う。
曲の良さもさることながら。
宇都宮さんの歌には、何かこう、雰囲気がある気がする。



お次は、みかさんのソロ曲。
みかさんはご自身が作られた曲から選曲をなさったとのことだった。

「ハチ公バスの歌」

渋谷区にプレゼントしたのだというこの曲。
みかさんのHPで試聴できるようなので、気になる方は是非。
とても可愛い曲で、聞いていて楽しかったのだが。
この曲の途中で、神が降臨したのだった・・・。
鍵盤ハーモニカを奏でる宇都宮さんの姿がやけに可愛らしくて、それだけで既に笑えたのに。
途中で、突然くるりと後ろを向いた田村さんと宇都宮さん。
前の方の席の人がくすくす笑っているから、何ごとかと思いきや。
再び前を向いたお二人の頭には、耳が生えていた(何)
そこからは、爆笑したいけど流石にそうするわけにはいかないという理性との戦いだった。
お二人は犬耳カチューシャと犬の鼻を装着しているのである。
吃驚するほど似合っているけど。
でも、やはり恥ずかしいのか、お二人とも顔が真っ赤で。
私の中で何かのメーターの針が振りきれそうになっていた。マジで。
曲のラストで、自棄ぎみに遠吠えしているのがまた笑いを誘った。


「うっつーはスピッツみたい」と、宇都宮さんを見て田村さんがコメント。
宇都宮さんは「タムはブルドッグ?」と返した。
宇都宮さん・・・・・。
でも田村さんは大型犬だろうなぁ。
宇都宮さんは小型犬。
この場面ではないところで、みかさんが「兄弟みたい」と評していたけれど、お二人がじゃれあっている姿はとても微笑ましかった。
そうそう、兄弟犬がじゃれあっているのを見ている気分。


そして、楽しかった時間もあっという間に過ぎ。
いよいよラストソング。

「心の旅」

この曲は三人一致で決まったらしい。
それぞれに思い入れがあるとのことだった。
皆さんも一緒に歌ってくださいと言われたけれど。
私が知ってるのは本当にサビの部分だけ。
たぶんジェネレーションぎゃp(蹴倒)
ええと。これを機に歌を色々勉強しようかな。あはは。


アンコールでサプライズイベントがあった。
1月生まれと2月生まれの人にバースデープレゼントが!!
お三方からの直筆カードやお菓子のプレゼントも羨ましかったけれど。
私は田村さん直筆のお名前シールが欲しかった・・・・・。
名前を聞きながらささっと書いて配っていたのだ。
大きなハートのシール。
そして、1月24日がお誕生日の宇都宮さんも一緒にお祝い。
いいなぁいいなぁ。
そして、アンコール曲の「おたんじょうびのうた」。
宇都宮さん、そして参加された皆様、お誕生日おめでとう~♪


ライブが終わって。
一旦控え室に引っ込んだ三人が出口のところまで来て、お見送りをしてくれていた。
お三方とお話できるとあって、出て行くのに列ができてしまっていた。
次の日が普通にお休みだったら、そして帰宅時間を気にしなくて良かったら、私もその列に並んだかもしれない。
や、結局チキンハートが災いして並ばなかったかもしれないけれど。
列に並ぶことなく、お店のドアをくぐろうとしたら、ドア側に立っていた田村さんとふと目が合った。

Σ(・ω・;)

ふ、不意打ちだ!!!
田村さんは笑顔で「今日はありがとうございました」と声をかけてくださった。
きゅーんとした・・・・・。



ふわふわ浮かれて、ふらふらと外へ出たら、雨が降っていた。
あまりのタイミングの良さに、私は少々驚き、同時になんだか嬉しくなった。
お三方の、そして田村さんの始まりの日。
ライブで聴いた曲が、耳の奥に蘇っていた。
いい日だった。
そして、いいライブだった。
次は3月29日。
3月にまた、お三方にお会いできますように。

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